税金を滞納したらどうなる?
給料もギリギリで毎月の税金が払えずに滞納をしている、と悩んでいる方は意外と多いようです。しかし、税金を納めるのは義務ですので、「払わない」「滞納から逃れる」ということは難しいでしょう。
とは言っても、「払いたくても払うお金がない」という方は、どうしたらいいのでしょうか?支払いをせずに放置をしてしまうと財産の「差押え」という最悪の事態になってしまうかもしれません。放置や無視をすることなく、必ず何かしら対処することをおすすめします。
税金の滞納にも延滞金が発生します
すべての税金において、支払えずに放置しておくことが一番危険なんです。
税金は払わないと必ず滞納金がかかります
払わない期間が伸びれは伸びる程、加算される延滞金の率は高くなり負担が大きくなります。
◆支払い期限 翌日から2か月経過後:年14.6%
支払えない人のための対処法がある?
国民年金保険の場合
国民年金は、所得が少なく支払いが困難な場合、「免除・納付猶予制度」があります。この手続きを行うことで「支払免除」が可能になりますが、免除をすると将来、あなたへの年金支給額は全額払っている人よりも少なくなってしまいます。
免除になるパターン
・全額が免除となる場合
・4分の3だけ免除となる場合
・半額だけ免除となる場合
・4分の1だけ免除となる場合
国民健康保険の場合
万が一、病気やケガをした場合、国民健康保険に入っていないと、自分にかかる医療費が全額負担になり大変なことになります。「職場を解雇された」「災害」「所得が一定額減額された」など、やむを得ない事情の場合、減額が可能になりますので、国民保険の窓口に、一度相談に行ってみるといいでしょう。
住民税の場合
住民税の免除手続きは困難ですが、分納も可能ですので、一度、お住まいの窓口に相談に行ってみるといいでしょう。
借金の返済で税金にまでお金が回らないという方
毎月の支払いが「借金」と「税金」の2つがのしかかっている方は、両方とも延滞金がかかるためどちらを返済していいか分からなくなっていませんか?
借金が増えすぎて、生活する上で『借金』が大きな負担となり、「いつもお金のことで頭がいっぱい」「どうやって返していいか分からない」「返さないと督促きたら怖いし」などという不安を抱えながら生活している方もいらっしゃるでしょう。
まずは借金を見直しましょう
すでに返済により生活が困窮している方は、債務整理も視野に入れるといいでしょう。今の生活を圧迫している借金は、法的処置で『減額』や『免除』などの手続きが可能になります。債務整理にもいくつか種類があります。 債務整理について 債務整理とは、今ある借金の金額や金利を減らしたり、複数ある借入先をまとめたりして少しでも返済を楽にしようとするものです。借金の金額や困り具合によって債務整理の方法が違ってきますので、 ... 続きを見る
債務整理とは
自分だけで悩まず専門家に相談しましょう
思い切って専門家に相談することで、借金のお金の金利がなくなり、本当に返せる金額だけを返すだけでよいことになるように専門家があなたに代わって交渉してくれます。『相談料は無料だけど、本当に良い専門家なのかどうか心配』という方は、匿名希望の方にも無料で相談に乗ってくれる法律事務所にとりあえず匿名で相談をしてみて、信用できるかどうか自分で確かめることをおすすめします。